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急性期の尿路管理-尿閉の管理

・11.急性期の尿路管理-尿閉の管理・3・

・麻痺膀胱を過伸展させない・

・排尿訓練を早期から始める(500 ~600cc を限度として尿をため誘導する) ・

・本来無菌状態である尿路に細菌を持ち込まない・

・麻痺した尿路粘膜に機械的損傷を与えない・

・できるだけ早くカテーテルフリーにする- 尿道合併症を起こす危険がある。・

・12.回復期の尿路管理・3・

・腎臓機能の荒廃を防止・

・感染をできるだけ防止する・

・できるだけカテーテルフリー(できるだけ自然の尿路を利用)・

 残尿が50cc以下になれば導尿を中止( 排尿訓練は4時間おきに)          

・排尿訓練・

1)自動型膀胱( 上位損傷にみられる膀胱で, 仙髄にみられる膀胱で, 仙髄の排尿中枢は健

全で排尿反射は存在する。核上型膀胱, 反射型膀胱) ・

〇皮膚- 膀胱反射の利用- トリガーポイントを捜し出す( 下腹部, 大腿内側等々)    

 軽くしかも継続的な叩打・

〇膀胱の収縮力が弱かったり収縮が長続きしないことがあるので, 排尿後の手圧排尿も有

効( 無理な外圧は膀胱穿孔を起こすことあり) ・

2)自律型膀胱( 下位損傷にみられる膀胱で, 仙髄排尿中枢以下が損傷を受け, 排尿反射は

消失している。核型・核下型膀胱)-尿意はない・

膀胱壁内の神経節を刺激することで, 排尿筋にかなりの刺激を与える。・

ある程度膀胱に尿がたまった時点で, 下腹部を叩打して直接膀胱を刺激する。このよう

にして膀胱にある程度の緊張を与えてから, 手圧・腹圧を加えて排尿を試みる。・

この場合も時間をきめて, 定期的に行うことが重要                 

 

・13.慢性期の排尿障害・3・

・慢性期になってもカテーテルフリーにできない場合・

1)間けつ導尿- 無菌的方法でなく, 多少の細菌は持ち込んでも残尿をなくしてやる。5 ~

6 回/一日。                                  

・痙性萎縮膀胱- カテーテル留置の長い膀胱は萎縮してしまい, 頸損者などでは, 膀胱容

量が50cc位となりやすい。カテーテルを, 抜去して排尿訓練を始めても効果があがらな

い。発熱を繰り返したり, 発汗, 頭痛などう頻回に訴えて, 日常生活もうまくいかないこ

とある。・

 1)膀胱容量の拡大- 程度の軽いもの・カテーテルの開閉              

               ・

・膀胱尿管逆流現象, 水腎・水尿管・

・発熱・

1)尿路感染による発熱・

・急性腎う腎炎- 脊損者で発熱があればまず疑う。前駆症状として尿混濁。・

・急性前立腺炎・

2)その他の感染症・

・急性肺炎・