1. ホーム
  2. 在宅介護
  3. 在宅介護と資格
  4. ≫ケアマネジャー

ケアマネジャー

ケアマネジャーって何ですか? Edit


介護保険サービスで良く使われるケアマネジャーという言葉。
良く聴く言葉でありながら、「ではケアマネジャーって何?」と言われると、サービスの利用を相談できる人ぐらいの理解しかない人が多いようです。
ケアプラン(介護サービス計画)の作成や介護サービスの調整・管理を行うのが
ケアマネジャーの主たる役割です。必要な介護サービスを必要なだけ用意してくれ、
介護サービスを提供する事業者まで紹介してくれます。

当然初めての介護サービス利用であれば、「どんなサービスがあるか分からない」「どんなサービスを受けるのが良いのか分からない」のが普通だと思います。適切なサービスを結び付けてくれるのがケアマネジャーの役割です。

竹内孝仁氏は「家族や要介護者はニーズを知らない」のが一般的だと言われてます。
これは毎日の大変な生活をしている当人や介護者は、在宅生活継続のために何が必要なのかということを知らないという意味です。

このときケアマネジャーには今後目指すべき生活とそれに必要な介護サービスをしっかりと説明してあげる事が求められます。家族の言うままにサービスを揃える事が必ずしも正しくは無いのです。
また、利用するサービスが各要介護度に応じた利用限度額から出ないように(利用限度額を出た金額は全て自己負担となります)必要なお金の計算までしてくれます。

で、そもそもケアマネジャーは自然に割り当てられるものでは無くて、本人や家族介護者が探さねばなりません。重要な役割なので、誰をケアマネジャーに選ぶかでその後の介護生活が大きく左右されます。

一般的には地域包括支援センターなどで、ケアマネジャーの勤務する居宅介護事業所の一覧を紹介してもらえるので、適当に電話をして探すのが一般的です。


では、ケアマネジャーの役割と機能について詳しく学びましょう。

1.要介護者の課題分析とサービスとニーズの把握 Edit

介護が必要な方(要介護者)がこれまで通り自宅での生活を継続できるために
何が必要なのか、何ができないのかなど、自宅生活の継続を困難にする原因を
把握します。

そために次のような事を把握します。

1.生活歴(これまでの生活のあり方や価値観など)
2.要介護状態になった原因と経過
3.今後希望する生活
4.家族から得られる協力(介護者の代替など)
5.近所づきあい
6.家族関係

これらの情報から要介護者が抱える問題点(課題分析)と在宅生活継続のために必要な事(ニーズ)とニーズに基づいた具体的なサービスを考えます(ケアプランの作成を着手)

2.ケアプラン(介護サービス計画)の作成 Edit

各ニーズに基づいて各種サービスを利用するための計画書をケアプランといいます。
ケアプランがなければ介護サービスを受ける事はできません。
非常に重要なケアプランですが、家族や本人の希望ばかりをサービスに反映させることが
より良い在宅生活の継続に結びつかないのも心得ておく必要があります。

サービス事業者(介護ヘルパー、デイサービスなど)は利用者が自由に選べます。希望があれば遠慮なくケアマネジャーに伝えてもらうようにします。
ケアプランが決まれば、その計画通りに介護サービスが利用できるようになります。

3.サービス担当者会議の運営 Edit

サービス担当者会議とは、ケアプランに沿って提供しているサービス事業者が家族や本人を含め一堂に会して行う会議です。多くは自宅で開かれます。

サービス担当者会議が開かれる時

・初めてケアプランを作成するとき
・要介護度が変更になった時
・要支援から要介護(あるいは逆)になった時
・要介護の更新が認定されたとき

主なものは以上ですが、他にも必要に合わせて開かれます。

4.ケアプランの継続的な管理と再評価 Edit

ケアプランは一度作れば終わりではなく、変化する問題点やニーズに合わせて変更や改善をしなくてはなりません。

・適切なサービスを受けているか
・ケアプランに沿った援助が提供されているか
・新しいニーズの有無

ケアマネジャーそのものが信頼できない時、家族は地域包括支援センターに相談して
ケアマネジャーを変更できるという事も心得ておきましょう。